繋がっていた

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「初めまして。上野 環奈です」
20を過ぎても彼氏が出来ない私を心配して、友達が飲み会を開いてくれた。友達とその彼氏、そして目の前に座る
「友利です」
一言そういうと、彼は1人ビールを飲み出す。
(え?!乾杯まだしてないのに)
「環奈ちゃんごめんね、こいつマイペースでさ。でも、すげぇ良い奴なんだよ」
「いえ、私、マイペースな人の方が気楽なんで」
「そっか良かった。友利はさ、介護士やってるんだ」
「へぇー…あれ?」
(友利?介護士?おばあちゃんが週一で通う施設に、私に紹介したい男の子がいるって言ってたけど…)
「まさか?!友利さんって私の祖母を知ってます?」
「え?!もしかして、あの上野さんの孫?」
私達のテンションが一気に上がる。
「えー凄い偶然!」
「…なんだ、だったら紹介断るんじゃなかった」
「え?」
彼の顔も、私の顔も、テーブルに置かれたトマトスライスより真っ赤だった。
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公開:18/04/08 19:43
更新:18/04/08 19:56

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