チケット酒場
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チケット酒場が人気を集めている。文字通りチケットサイズのチューイングキャンディで、窓口で買い求めるだけだからコスパもタイパも最強だと若者を中心にウケているのだ。
「しかしだね、飲みの席は腹を割って話せる席。職場より上司と話しやすいというのが、飲みの席の良さだろうに」
そう出張する私に若い社員は嫌悪の表情を見せ、胸ポケットから一枚、キャンディを取り出す。途端に酒の美味そうな香りが広がる。
「まあそう言わずに、課長もどうぞ。きっとハマりますから」
香りの誘惑に負けて口にすると、それは口中に味を残したまま、すっと溶けて無くなった。
「ね?うまいでしょう?食べるのも楽でしょ?」
得意そうな顔の社員に顔をしかめる。よく口の動く奴だ。
「これだと酔っ払いに付き合わなくていいし…あ」
味が残り続けるせいで酔いが早く回った私は、速攻で雷を落としていた。
「しかしだね、飲みの席は腹を割って話せる席。職場より上司と話しやすいというのが、飲みの席の良さだろうに」
そう出張する私に若い社員は嫌悪の表情を見せ、胸ポケットから一枚、キャンディを取り出す。途端に酒の美味そうな香りが広がる。
「まあそう言わずに、課長もどうぞ。きっとハマりますから」
香りの誘惑に負けて口にすると、それは口中に味を残したまま、すっと溶けて無くなった。
「ね?うまいでしょう?食べるのも楽でしょ?」
得意そうな顔の社員に顔をしかめる。よく口の動く奴だ。
「これだと酔っ払いに付き合わなくていいし…あ」
味が残り続けるせいで酔いが早く回った私は、速攻で雷を落としていた。
公開:26/01/25 10:34
2021年7月初投稿。お話の主人公は男性(もしくは少年)が多め。女性はキャラ作りが苦手です。(口調が書けない)
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さがやま なつき