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一筋登る煙。
夜空に溶けて消えていくのを、黙って見ていた。
「煙草って美味しいですか?」
後輩がコーヒーを飲みながら聞いてくる。
「美味しくはない」
「じゃあなんで吸うんですか?」
深く吸い、火種が輝く。肺から血管へと流れ、染み渡る感覚に目眩がする。
「身体に悪いしお金もかかるし...何の為に吸うのかわかりません」
「確かに身体に悪いし金もかかるね」
「じゃあ何の為に?」
心底不可解そうな顔をしている。
そんな後輩に困ったように微笑み、伝える。
「自分の為だよ」
夜空に溶けて消えていくのを、黙って見ていた。
「煙草って美味しいですか?」
後輩がコーヒーを飲みながら聞いてくる。
「美味しくはない」
「じゃあなんで吸うんですか?」
深く吸い、火種が輝く。肺から血管へと流れ、染み渡る感覚に目眩がする。
「身体に悪いしお金もかかるし...何の為に吸うのかわかりません」
「確かに身体に悪いし金もかかるね」
「じゃあ何の為に?」
心底不可解そうな顔をしている。
そんな後輩に困ったように微笑み、伝える。
「自分の為だよ」
その他
公開:25/05/18 20:54
更新:25/05/18 20:57
更新:25/05/18 20:57
真面目にのほほんと書いていけたらと思っております。
下手の横好きですが、宜しくお願い致します。
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