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ゾンビを倒していくゲームが好きだ。僕は数人の仲間を束ねる、プロのスナイパー。今日は街の市場から城の地下まで、距離を稼いだ。これまでにもゾンビを倒してきたが、ここからもっと最強なヤツが待ち受けている。
「だが、そんなことは関係ない」
だがそんなことは関係ない。どこからでもかかってこい!
その時、どこかのドアが開く音がして、僕を驚かせた。

「コラッ、受験生!ちゃんと勉強しなさい!毎晩毎晩、お母さんたちは寝ていると思っているんでしょうけどね、大音量でゲームしてるの、聴こえているんですからね!今まではあんたの自主性を重んじようって黙ってたけど、あんた全然勉強しないし……」
我が家の最強ゾンビ、じゃなかった、母親の説教はまだ続く。その顔は真っ白。パックだ。
「これだから夜襲って怖い」
僕はパソコンの電源を落とし、参考書を広げた。
公開:23/02/06 04:07
夜襲 予習

さがやま なつき( 鹿児島 )

2021年7月初投稿。お話の主人公は男性(もしくは少年)が多め。女性はキャラ作りが苦手です。(口調が書けない)

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