幸せな朝
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味噌汁のいい匂いで目が覚めた。
着替えてリビングへ行くとテーブルには既にご飯とお味噌汁、目玉焼きが置かれていた。
「おはよう。朝ごはん出来てるよ」
キッチンから出てきた彼女はそう言い席へと促す。
「今日は遅いの?夕ご飯は?」
「あー…食べて帰る」
「そう、飲み過ぎないようにね」
「ああ…」
出社の準備をしようとすると、彼女は俺のネクタイを締め、鞄と共にお弁当を持たせた。
「行ってらっしゃい」
「ああ…」
俺は家を出た。
少し歩いたところで立ち止まる。
俺は弁当を近くのゴミ箱に投げ捨てた。
…彼女は一体誰だったのだろう。
俺は一人暮らしだし恋人も妻もいなかったはずだ。
夢かと思って頬をつねったが痛かった。
暫くは友達の家に泊めてもらうことを決意し再び会社へと向かった。
着替えてリビングへ行くとテーブルには既にご飯とお味噌汁、目玉焼きが置かれていた。
「おはよう。朝ごはん出来てるよ」
キッチンから出てきた彼女はそう言い席へと促す。
「今日は遅いの?夕ご飯は?」
「あー…食べて帰る」
「そう、飲み過ぎないようにね」
「ああ…」
出社の準備をしようとすると、彼女は俺のネクタイを締め、鞄と共にお弁当を持たせた。
「行ってらっしゃい」
「ああ…」
俺は家を出た。
少し歩いたところで立ち止まる。
俺は弁当を近くのゴミ箱に投げ捨てた。
…彼女は一体誰だったのだろう。
俺は一人暮らしだし恋人も妻もいなかったはずだ。
夢かと思って頬をつねったが痛かった。
暫くは友達の家に泊めてもらうことを決意し再び会社へと向かった。
ホラー
公開:22/08/24 18:37
更新:22/08/24 18:46
更新:22/08/24 18:46
コメントはあまりしませんが皆様の作品をいつも楽しく拝見しております!
叙述トリックものが大好物
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