琥珀党
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琥珀糖。砂糖と水、それに寒天のみで、あとは乾燥のみで作る甘いお菓子。シンプルな作りながらおもしろい食感が楽しいあのお菓子が、私は大好きだ。
今年入った大学に『琥珀党』というサークルがあった。私の眉間にシワが寄る。「ダジャレやん……」
いったいどんな奴がいるんだとおそるおそる戸を開けると、悲鳴が聞こえた。続いて黄色い声も。
「やった、やったぞ!ついに発見した!琥珀糖の中に、古代の虫の化石!オヤジの言うことは、嘘じゃなかったんだ!ーーん?」
拳を突き上げている男と目が合う。その手には歯形のついた琥珀糖。奥には顔を歪め、「ペッペッ」してる女の子。男が聞く。「入部希望かい?」
私は、そっと戸を閉めた。
今年入った大学に『琥珀党』というサークルがあった。私の眉間にシワが寄る。「ダジャレやん……」
いったいどんな奴がいるんだとおそるおそる戸を開けると、悲鳴が聞こえた。続いて黄色い声も。
「やった、やったぞ!ついに発見した!琥珀糖の中に、古代の虫の化石!オヤジの言うことは、嘘じゃなかったんだ!ーーん?」
拳を突き上げている男と目が合う。その手には歯形のついた琥珀糖。奥には顔を歪め、「ペッペッ」してる女の子。男が聞く。「入部希望かい?」
私は、そっと戸を閉めた。
公開:22/11/17 08:27
2021年7月初投稿。お話の主人公は男性(もしくは少年)が多め。女性はキャラ作りが苦手です。(口調が書けない)
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さがやま なつき