こんなの書いてます

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竜宮城から戻った浦島太郎。しかしそこは30xx年の未来だった。当然、親はいない。親族はいるのだろうが、遠い子孫だ。会えたところで、どうすればいい。
 途方に暮れる浦島太郎。その時思い出したのが、乙姫に渡された玉手箱。決して開けるなと言われた。しかし、浦島太郎は開けてしまう。
 幸いか、おじいさんには、ならなかった。かわりに現れたのは、
『表島次郎』と書かれた脱出ゲームのソフト。そして一枚の紙。どうやらこれをクリアすれば、元の世界に帰れる、ということらしい。
 元の世界でまた幸せに暮らすため、浦島太郎は人生で初めて、ゲームというものの世界に入っていくのであった。
公開:22/05/19 05:14

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