ごえんころりん

12
6

お賽銭を出そうとしたら、五円がころりん、転がった。 
「お賽銭、待って!」 
近所の魚屋さん、いっしょに追いかけてくれた。 
「待ちなさーい!」 
息子の学校の先生、靴を脱いで走ってくれた。 
「お金は大事にしなきゃ。とくにお賽銭はさ!」 
お向かいの高校生、文句たらたら、手伝ってくれた。 
みんなみんな、手伝ってくれた。知らない人も、いたような。 
「つかまえた!」 
ころりんごえんは、効果があった。
公開:22/01/05 14:16

さがやま なつき( 鹿児島 )

2021年7月初投稿。お話の主人公は男性(もしくは少年)が多め。女性はキャラ作りが苦手です。(口調が書けない)

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容