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「それでは殿、私は任務を果たさねばなりませぬゆえ、留守をお頼み申します」
それが言うと、屏風ががたがたとなった。
「ま、待て!こんなことをして、許されると思っておるのか!いいや許さぬ。決して許さぬぞ!」
「あれ?お殿様、私はちゃんとお殿様の命にお応えしましたよ。屏風の虎を退治せよ。干支の動物を退治するのは、いくら私でも難しい。ならどうするかと虎に尋ねますれば、自分は神様の所へ行かねばならぬと申すではありませぬか」
それなら、虎を屏風から出し、お殿様を屏風に入れれば、万事丸く収まるではないか、と。
公開:22/01/01 08:44

さがやま なつき( 鹿児島 )

2021年7月初投稿。お話の主人公は男性(もしくは少年)が多め。女性はキャラ作りが苦手です。(口調が書けない)

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