ロディンじいさんのおいしいスープ
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我が家には、代々雇っている料理人がいる。
「なあ、ロディン。今日のメニューは?」
私が聞いても、ロディンはいつも
「さあ、何でしょう?」
そう言ってはぐらかす。まあ、だから料理が出てきた時の喜びも大きいのだけれど。
「なあ、ロディン。今日はあれがいい」
「何でしょう?」
「うん、あの、名前がわからない。えっと、スープ!とにかくスープだ!じっくりコトコト煮込むやつ!」
私は、いつもの好物をリクエストした。じっくりコトコト煮込むやつ。今日はなんと、いつもの昼食時間を2時間もすぎて出来上がった。朝に頼んだのに。まあ、うまいから、文句はないけど。
「なあ、どうしておまえの料理は、こんなにおいしいんだ?」
この質問にもやはりはぐらかされたが、ついに私は、秘密を暴いてしまった!
「おーい、ロディン!料理中に寝るなー」
ロディンは、ローディング中だった。
「なあ、ロディン。今日のメニューは?」
私が聞いても、ロディンはいつも
「さあ、何でしょう?」
そう言ってはぐらかす。まあ、だから料理が出てきた時の喜びも大きいのだけれど。
「なあ、ロディン。今日はあれがいい」
「何でしょう?」
「うん、あの、名前がわからない。えっと、スープ!とにかくスープだ!じっくりコトコト煮込むやつ!」
私は、いつもの好物をリクエストした。じっくりコトコト煮込むやつ。今日はなんと、いつもの昼食時間を2時間もすぎて出来上がった。朝に頼んだのに。まあ、うまいから、文句はないけど。
「なあ、どうしておまえの料理は、こんなにおいしいんだ?」
この質問にもやはりはぐらかされたが、ついに私は、秘密を暴いてしまった!
「おーい、ロディン!料理中に寝るなー」
ロディンは、ローディング中だった。
その他
公開:21/11/20 11:24
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