もぐらくんのメガネ
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あるあさ、メガネザルさんがさんぽにでかけると、みちのまんなかで泣いているもぐらくんにであいました。
「やあ、もぐらくん。どうしてないているんだい?」
メガネザルさんがきくと、
「あのね、ぼくね、目が見えないの」
と、もぐらくんは答えました。メガネザルさんはおどろきます。もぐらは目が見えない生き物ということを知っていたからです。
「ねえ、メガネザルのおじちゃん。おじちゃんのメガネをひとつちょうだい」
「え?」
メガネザルさんはキョトンとなりましたが、なるほど、それはいいと思いました。そうして一本、メガネをあげると、もぐらくんは
「見える!見えるよ!」
うれしそうに帰っていきました。
さて、もぐらくんの目は本当に見えていたのか。それはだれにも、わかりません。
「やあ、もぐらくん。どうしてないているんだい?」
メガネザルさんがきくと、
「あのね、ぼくね、目が見えないの」
と、もぐらくんは答えました。メガネザルさんはおどろきます。もぐらは目が見えない生き物ということを知っていたからです。
「ねえ、メガネザルのおじちゃん。おじちゃんのメガネをひとつちょうだい」
「え?」
メガネザルさんはキョトンとなりましたが、なるほど、それはいいと思いました。そうして一本、メガネをあげると、もぐらくんは
「見える!見えるよ!」
うれしそうに帰っていきました。
さて、もぐらくんの目は本当に見えていたのか。それはだれにも、わかりません。
公開:22/03/04 11:10
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