屋根の上、星の下
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どうして人間は、夜中に起きていないんだろう?夜はこんなに、きれいなのに。星や、月や、微妙に色が異なる空。どれもこれも、きれいなのに。
あたしたちが昼間を嫌うのは、見えすぎてしまうから。嫌なもの、嫌なこと、涙、絶叫。裏切り妬み嫉み……!
あ、あそこで小さな子が泣いている。眠れなくって、困っているみたい。
誘おうかな?一緒に夜を観察しよう、って。だけど、怖がっちゃうかな?座敷わらしと二人きりなんて。それとも、お空に夢中で、あたしを怖いとも思わないかな?お空に夢中でこっちを見ないのは、ちょっと寂しいかな?
あー、悩ましい!きっとこうしている間にさ!こうしている間にーーあ。
「ほら、寝ちゃった」
「あ、市松ねえさん……」
あたしたちが昼間を嫌うのは、見えすぎてしまうから。嫌なもの、嫌なこと、涙、絶叫。裏切り妬み嫉み……!
あ、あそこで小さな子が泣いている。眠れなくって、困っているみたい。
誘おうかな?一緒に夜を観察しよう、って。だけど、怖がっちゃうかな?座敷わらしと二人きりなんて。それとも、お空に夢中で、あたしを怖いとも思わないかな?お空に夢中でこっちを見ないのは、ちょっと寂しいかな?
あー、悩ましい!きっとこうしている間にさ!こうしている間にーーあ。
「ほら、寝ちゃった」
「あ、市松ねえさん……」
その他
公開:21/08/28 10:40
2021年7月初投稿。お話の主人公は男性(もしくは少年)が多め。女性はキャラ作りが苦手です。(口調が書けない)
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さがやま なつき