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孫の誕生日がもうすぐそこに迫っている。じいじである私は、流行りには疎いがせめて最高のものを送ってやろうと、自慢の腕を奮った。 
「どうだ!たーちゃんへの、誕生日プレゼントだぞ!」 
自慢げに娘と旦那に見せたが、旦那は遠慮がちに、娘はあからさまに難色を示した。私は笑った。 
「ふっふっふ。驚くなかれ。これはただの盆栽ではない。言葉が咲く盆栽なのだ!」 
えーっ!?ーーとはさすがにならなかったが、言葉が遅い息子に困っていた両親は喜んだ。そして私は、ほくそ笑んだ。 
(ふっふっふ、バカなやつらよ) 
数日後、孫かはじめて発した言葉は、「じーじ!」だった。
その他
公開:21/08/21 11:34

さがやま なつき

今までは文章や物語全般の訓練。ここから童話作家への道、始動です!

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