2
2

夏だ。どこにも出掛けられない、夏が来た。楽しいことなど、ひとつもない。せめて、スイカ割りでもしたいな。だが、スイカもない。一人でスイカ割りしようって男が、わざわざ買いにいくのも……。 
「あ」 
脳内に連想されるスイカ、緑のスイカ、割れば赤色。じゃあ、視線の先のあの男は?  
「黒いスイカもなかったっけ?たしか。中身は共通して……」
ホラー
公開:21/08/21 10:18
ホラー小説 読み終わっていないもので お許しくださいっ!

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容