晩夏に咲く笑み
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一面ガラス張りの空港。今日は一際暑いなと、来た道を振り替える。太陽がまた、眩しさを強めていた。ふと、また空港内に目を戻してみれば、明らかに怪しげ、いやいや、ああ、あの人だとわかる人物がいる。自然、駆け足になる。「Akiyuさんっ?」
振り返ったのは、やはりあの人。想像の域を越えないけど、おそらく多趣味で、気が良くて、笑えるものからシビアなものまで書いてしまう、Akiyuさんだ。彼は少し、想像と違う風貌だった。というか、あんなキャラクターの小説の主人公いるよな。
「はじめまして、若葉もゆです」
今までで一番、さらりと挨拶できた。
「へ?」
Akiyuさんは、逆光でその姿が見えにくい。だから驚いた。煙が出てきたから。でもそれはタバコの煙で慌ててそれを消しているAkiyu さんがいた。
「はじめまして!Akiyuといいます!」
ニカッ、と笑うと、見えたのは白い歯。うん、想像通り!
振り返ったのは、やはりあの人。想像の域を越えないけど、おそらく多趣味で、気が良くて、笑えるものからシビアなものまで書いてしまう、Akiyuさんだ。彼は少し、想像と違う風貌だった。というか、あんなキャラクターの小説の主人公いるよな。
「はじめまして、若葉もゆです」
今までで一番、さらりと挨拶できた。
「へ?」
Akiyuさんは、逆光でその姿が見えにくい。だから驚いた。煙が出てきたから。でもそれはタバコの煙で慌ててそれを消しているAkiyu さんがいた。
「はじめまして!Akiyuといいます!」
ニカッ、と笑うと、見えたのは白い歯。うん、想像通り!
青春
公開:21/08/08 20:45
更新:21/08/08 20:57
更新:21/08/08 20:57
Akiyuさん
ssg物語⑦
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