テレワーク美術館
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「たぁーまにはどこかに、飲みに行きたいっすねぇ」
「何を言っている。世間が今、どのような状況か知っての発言か」
「知っていますよ。ーーそういうあなたはいいですよ。バーテンダーなんだから、酒飲み放題でしょう?」
「バッ……!なっ、何を言うか、若造が!」
そこへ、大きく胸の開いたドレスに身を包んだご婦人が一言。「うるさいわねえ。これだから底辺の方々は」
ムッとしつつも、女性の美しさにとろける男たち。
ここは、人気の少ない朝の美術館。世間が世間だ。どうせ今日も、お客は少ないだろう。それを嘆きつつ、彼らは自分の家ーー絵画のなかで、テレワーク中なのであった。
「何を言っている。世間が今、どのような状況か知っての発言か」
「知っていますよ。ーーそういうあなたはいいですよ。バーテンダーなんだから、酒飲み放題でしょう?」
「バッ……!なっ、何を言うか、若造が!」
そこへ、大きく胸の開いたドレスに身を包んだご婦人が一言。「うるさいわねえ。これだから底辺の方々は」
ムッとしつつも、女性の美しさにとろける男たち。
ここは、人気の少ない朝の美術館。世間が世間だ。どうせ今日も、お客は少ないだろう。それを嘆きつつ、彼らは自分の家ーー絵画のなかで、テレワーク中なのであった。
公開:21/09/28 17:29
2021年7月初投稿。お話の主人公は男性(もしくは少年)が多め。女性はキャラ作りが苦手です。(口調が書けない)
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さがやま なつき