救う人
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彼女はいつも、笑ってた。彼女はときどき、泣いていた。彼女はいつも、踊ってた。それで毎回、怪我をしていた。
彼女はときどき、雪を嘗めた。彼女はいつも、凍えてた。
彼女はときどき、本を読んでた。
彼女はいつも、僕の本を……。
ああ、神よ!彼女の「いつも」が、終わっていく。彼女の「ときどき」も、終わっていくのだ。
遠い昔、僕は彼女を、救えなかった。それがこの世の定めだと、そう思っていたのだ。
だけど、違う!人を救ってはいけない世界など、あってなるものか!
ああ!神よ!どんな罰でも甘んじて受けよう!私に彼女を、助けさせてくれ!彼女のかわりに、この私を……!
私は目覚めた。赤ん坊の声で。赤ん坊は、私の子。私がおなかを痛めて産んだ子。だけど、あれ?この子、どこかで……遠い昔に……
彼女はときどき、雪を嘗めた。彼女はいつも、凍えてた。
彼女はときどき、本を読んでた。
彼女はいつも、僕の本を……。
ああ、神よ!彼女の「いつも」が、終わっていく。彼女の「ときどき」も、終わっていくのだ。
遠い昔、僕は彼女を、救えなかった。それがこの世の定めだと、そう思っていたのだ。
だけど、違う!人を救ってはいけない世界など、あってなるものか!
ああ!神よ!どんな罰でも甘んじて受けよう!私に彼女を、助けさせてくれ!彼女のかわりに、この私を……!
私は目覚めた。赤ん坊の声で。赤ん坊は、私の子。私がおなかを痛めて産んだ子。だけど、あれ?この子、どこかで……遠い昔に……
その他
公開:21/07/22 23:32
2021年7月初投稿。お話の主人公は男性(もしくは少年)が多め。女性はキャラ作りが苦手です。(口調が書けない)
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さがやま なつき