博士と助手の小説講座(7)要点のまとめ

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博士は研究室に入ってくると言った。
「では、これまでの講義をまとめてみよう」
助手はホワイトボードに前回までに博士から習ったことを書き出した。

・良い小説を書く秘訣はたくさん読み、たくさん書く以外にはない。

・自分の書こうとしているものがエンタメ系か純文系かを意識すること。

・小説の長さによって難易度は変わる。まずはショートショートを書いてみよう。

・アイデアがなかなか出ないときは思いつく言葉を書き出して無作為に組み合わせてみよう。

・小説が書きあがったら誰かに読んでもらって感想を聞こう。

「こうして改めて書き出してみると、実にありきたりというか、大したこと言ってませんね」
「黙らっしゃい! それだけ基本が大事ということだ」
「物は言いようですね。ところで博士のお手本の『危ない電卓』はいつ読めるのですか?」
「うっ…」
博士は研究室から駆け出て行った。
「あっ、また逃げた!」
その他
公開:20/02/07 06:00
更新:20/02/01 19:11
小説 書き方 講座 文学賞 ショートショート 博士と助手

蟲乃森みどり( 太陽から三個目の石 )



空想と妄想が趣味です。
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