歩けるようになりたくて

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8月、2019年8月、令和元年8月、22歳8月
僕はまだ1人で歩けない
早く1人で歩けるようになりたくて、買った赤いスニーカーを履いて僕は夜中1人で散歩に出かけた。
東京の街の夜空には星は数えれる程しかなくて、1人で公園のブランコに座って星の数を数えて、いた、それでもやっぱり数えれると思った星を僕は数える事ができなくて、諦めてタバコを吸う
そこに警察が通りかかってタバコを注意されながら職質をされる
学生でもなければ社会人でもない、何者でもない僕はとにかく全力で走り逃げた、全力で走って走って走ってでも煙草吸ってるからあの頃より速くもないし、長い距離走れないや(警察は追いかけてくるし)それでも走って走って走ってたまたま通りかかった君にハグしてキスしてやったのさ(警察はまだ追いかけてくるけど)
うるせー
何もかもうるせー!
僕は叫びながらもう一度走り出した
早く1人で歩けるようになりたい
青春
公開:19/08/01 06:04

リョウスケ( 東京 )

1997

例えば、もしも、きっとが好き
全ては振り返ればの話で、
振り返った時それは時間ではなくて瞬間

声に出して読んでほしいです。


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