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川下りが終わり岸辺につくと建物があった。
中に入ると、机がひとつ。上には質問事項が書かれた紙と鉛筆、スマホがある。スマホから声がする。
「山下さん、おまちしていました。まずは紙の記入をお願いします」
俺は書き終えた。
「嫌いな人、小林誠司さん。上司ですか」
「アイツ、遅刻が多いだ、やる気がないだ、俺を目の敵にしてる」
「分かりました、では次の生まれ変わりは小林誠司さんですね」
「どういう意味だ?俺は死んだのか?」
「いえ死んでいません。しかし小林さんの気持ちが分かっていないので」「俺はどうなる?」
「山下さんはまた生まれ変わり待ちです」
「また? そ、その前は?」「赤木徹さんですね」
赤木徹は俺が虐めていた後輩だ。
「バカな、そしたら、世界は●しかいないことに」
「手続き完了です」
「待て!」
ハッと起きた。仕事疲れからか、意識が飛んでいた。その時、ドアを開いて奴が出社した。また遅刻か。
中に入ると、机がひとつ。上には質問事項が書かれた紙と鉛筆、スマホがある。スマホから声がする。
「山下さん、おまちしていました。まずは紙の記入をお願いします」
俺は書き終えた。
「嫌いな人、小林誠司さん。上司ですか」
「アイツ、遅刻が多いだ、やる気がないだ、俺を目の敵にしてる」
「分かりました、では次の生まれ変わりは小林誠司さんですね」
「どういう意味だ?俺は死んだのか?」
「いえ死んでいません。しかし小林さんの気持ちが分かっていないので」「俺はどうなる?」
「山下さんはまた生まれ変わり待ちです」
「また? そ、その前は?」「赤木徹さんですね」
赤木徹は俺が虐めていた後輩だ。
「バカな、そしたら、世界は●しかいないことに」
「手続き完了です」
「待て!」
ハッと起きた。仕事疲れからか、意識が飛んでいた。その時、ドアを開いて奴が出社した。また遅刻か。
ホラー
公開:19/07/06 20:14
更新:19/07/07 05:05
更新:19/07/07 05:05
田丸先生のショートショートの手法のおかげで、長年溜め込んだ「小説書きたい熱」が発散できるようになりました!
ご感想・ご意見をお待ちしています、よろしくお願いします^^
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