壁の落書き

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空き地の壁に絵を書いて遊んだ
晴香ちゃんが猫の絵を書いたので、私は渋々花束を書いた
その夜、母が仕事から帰って来ると花束を持ってる
何でも会社の人に貰ったとか
次の日そんな偶然を話そうと登校すると先に晴香ちゃんに告げられた
『佐和ちゃん聞いて、昨日お父さんが猫を貰ってきて飼うことになったんだ』
ドキッとしたと同時に羨ましかった
帰りに空き地に寄ると書いた絵は消えていた
今日は私が猫を晴香ちゃんはケーキの絵を書いた
家に帰ると花束が見当たらない
母はそんな事よりもと段ボール箱を開ける
猫がいた
次の日学校へいくと晴香ちゃんの元気がない
ケーキは食べれたけど猫が何処かに逃げたらしい
私はピンときた、願いが叶う…けど
夕方、猫とお散歩に行くと
猫は空き地の壁の前で止まりニャーと泣く
私は泣きながらお父さんの絵を書く
書き終わると猫の姿は無かった
ひとり帰宅すると家の中から母と誰かの話し声がした
ファンタジー
公開:19/07/03 13:11
更新:19/07/05 11:21

タカ( 千葉県 )

プチコン2海で『帰海』が優秀作に選出されました
また選んで頂ける様に精進中

生粋の秦佐和子さん推しです

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