『学校のかいだん』

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「ねぇお父さん聞いてー。学校の怪談」
「どんな話だい?」
「あのね、夜学校に行くとね、屋上に登るところの階段が一段増えるの」
「ああ、その話か。お父さんが通ってた時もあったぞ」
「じゃあ、ずぅっと昔から一段増えてたんだね」
「30年以上前からだね」
「いったい何人の子が夜中見に行ったんだろう」
「30年間だからきっとすごく沢山だよ」
「だからかな、屋上の階段ね、もう段が増えすぎてほとんど坂なんだよ」
ホラー
公開:19/03/03 16:16

ひょろ( twitterが主。あとは「月の音色」の月の文学館コーナー )

短いものしか書けない系ものかき趣味人
江坂遊先生の「短い夜の出来事」(講談社文庫)に入っているハイパーショートショートに触発されて、短い小説を書いている。
原稿用紙5枚→3枚→半分(200字)→140字(twitter小説)と着々と縮み中w。
月の音色リスナー

目にも止まらぬ遅筆を見よ!

twitterアカウント:hyoro4779

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