ノスタルジー

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ああ故郷に心を寄せて
憐れみ深く身を割く想い…

ある日、荒野の彼方から「のすたる爺」がやってきた。

郷里を思い出させるために。
それだけのためにやってくる。

爺にかかれば
どんなに凶悪犯罪者も、
ハイ!イチコロでお涙頂戴!

必殺「伸す樽」転がせば、
立てこもり犯だって、なんのその!
樽に伸されて大号泣だ!

口を割らない剛腕ヤクザも、
軽口たたくウソツキ詐欺師も、
樽を転がしゃ一発OK!

涙ながらの説得も、
落としの特性かつ丼も、
爺の樽にはかなわない。

「伸す樽」爺が行くところ、犯罪率は下降の一途!

惜しむらく。
爺は万年ぎっくり腰で、
樽を持つのが些かつらい。

樽を持てる爺を探して、
のすたる爺はやがて旅立つ。

次の「のすたる爺」を求めて、
惜しまれつつも街を去る。

切ない想いは愛の痛みを…
心嘆いて転がす樽よ…
その他
公開:18/09/07 04:06
#ごめんなさい、寝ます

やまのまや( 東京 )

目を留めていただいて、ありがとうございます(^^)

さぁさ! もの語りをはじめよう

400文字の小箱の奥に
ぎゅっと詰まった言の葉と

明けた途端にポンと広がり
はらり舞い散るヒトハシのムゲン

垣間見えるは神か悪魔か
ひと筆つづりて 心留め置き
今日も今日とて 世界を創る

さぁさ! もの語りが始まるよ!

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