アサシン君

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人事課の浅真君の姿は誰も知らない。行商をしてたうちの創業者が紀州で行き倒れを助け、その子孫が代々働いてるらしい。浅真君の仕事は皆が知ってる。横領をして賭博に突っ込んだ宣伝課長はある朝、外国の漁船に乗せられて泣いて詫びる映像が送られてきた。新入社員を無理やりホテルに連れ込んでた部長は、その部屋に奥さんから電話があった。奥さんは専務の娘で、部長は下の毛を全部抜かれたそうだ。
その夜、私は元宣伝課長と抜毛部長に地下の倉庫に拉致された。管理してる総務人事の金庫の暗証番号を言えという。浅真君の素性を暴こうとしてる。私が拒むと2人は残忍な眼をした。その時、私の頭の両脇を凄い速さで何かが飛んで、2人に刺さった。流れ星?呻く2人を見る私の後ろから声がした。「振り向かず、逃げろ」
翌朝、抜毛部長の席には熊の縫いぐるみが座っていた。その机に浅真君からの清算伝票が置いてある。「手裏剣×2枚」太っとい毛筆だった。
その他
公開:18/10/30 04:44

北澤奇実

慌てて書きましたが、七夕祭りに間に合いました!

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