『仕事予報士』

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学生の皆さん、本日は会社説明会に集まっていただきありがとうございます。
先輩から仕事の話をということですが、業務に関しては先程飯沼が話しましたので。私は違う仕事の話を。
私の仕事は簡単に言うと社員が働きやすい環境を作ることです。
何を隠そう、私’’仕事予報士”の資格を持っていましてね。
会社全体の仕事の流れを観測し、仕事の降ってくる確率を予測するんです。
例えば、係長は今日は結婚記念日だから降仕事確率10%。自分の仕事に集中しましょうとか。部長は今日は虫の居所が悪いです。降仕事率90%。定時でさっさと帰るが吉みたいな感じですね。
他にも台風のように荒れそうな仕事も前もって予測で知っていれば、身構え、心構えができますよね。
あと、若手社員からよく頼りにされるのが、仕事をミスったときに起こる上司からの落雷の予測でしょうか。
どうです、皆さん、弊社で働いていてみたくなったでしょう?
その他
公開:18/10/19 19:43

ひょろ( twitterが主。あとは「月の音色」の月の文学館コーナー )

短いものしか書けない系ものかき趣味人
江坂遊先生の「短い夜の出来事」(講談社文庫)に入っているハイパーショートショートに触発されて、短い小説を書いている。
原稿用紙5枚→3枚→半分(200字)→140字(twitter小説)と着々と縮み中w。
月の音色リスナー

目にも止まらぬ遅筆を見よ!

twitterアカウント:hyoro4779

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