記憶を消せるシュレッダー
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祖父がシュレッダーを買ってきた。その日から祖父の頭から異音が聞こえ始めた。
「じいちゃん、大丈夫?」
心配になって聞くと、じいちゃんはぼーっとした顔で私を見た。それから「ふぅん」とどこかで蚊の鳴くようなかすかな声を出したけど、それだけだった。
「ねえ、最近おじいちゃん、どうしちゃったの?あの音はなに?それにシュレッダーのことも。おじいちゃん、機械音痴でしょう?」
心配する私に母は言った。あれは、あの音は、買ってきたシュレッダーの音だ、と。
「シュレッダーの音?」
「そう。おじいちゃんのあれは、この世の記憶を消すことができるシュレッダーなの。おじいちゃん、終活しているのよ」
「終活…」
突然おじいちゃんが亡くなったのは、それから三日後のことだった。すべての記憶を粉砕したおじいちゃんの顔は、なんだか神々しかった。
「じいちゃん、大丈夫?」
心配になって聞くと、じいちゃんはぼーっとした顔で私を見た。それから「ふぅん」とどこかで蚊の鳴くようなかすかな声を出したけど、それだけだった。
「ねえ、最近おじいちゃん、どうしちゃったの?あの音はなに?それにシュレッダーのことも。おじいちゃん、機械音痴でしょう?」
心配する私に母は言った。あれは、あの音は、買ってきたシュレッダーの音だ、と。
「シュレッダーの音?」
「そう。おじいちゃんのあれは、この世の記憶を消すことができるシュレッダーなの。おじいちゃん、終活しているのよ」
「終活…」
突然おじいちゃんが亡くなったのは、それから三日後のことだった。すべての記憶を粉砕したおじいちゃんの顔は、なんだか神々しかった。
公開:26/10/29 11:09
2021年7月初投稿。お話の主人公は男性(もしくは少年)が多め。女性はキャラ作りが苦手です。(口調が書けない)
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さがやま なつき