持続可能な学校

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 校庭で子供たちが走っていた。持久走の練習だと、近くにいた男の子が教えてくれた。さらにその子は言う。「学校をがなくなるかもしれないんです、通う子が少なくなったから」
 唐突な暗い話に面食らっていると、男の子はある場所を指さして言った。
「あそこ、土に埋まったタイヤが回っているでしょう?僕らが走ることで、あのタイヤが回る。するとーー」
 男の子はそこまで言っていなくなってしまった。気づくと目の前から学校が消えていた。かすかに、かすかに男の子の声が聞こえた。
「僕ら、子供が多いところに移るんです!大好きな学校といっしょにーーーっ!」
 つまり、学校存続のための持久走か。
 君の、そして俺の母校のために頑張ってくれと、離れて行く母校と子供にエールを送った。
 
公開:26/10/15 17:37

さがやま なつき( 鹿児島 )

2021年7月初投稿。お話の主人公は男性(もしくは少年)が多め。女性はキャラ作りが苦手です。(口調が書けない)

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