ラジオベンチ
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病院前のバス停に、ある学校の高校生グループがベンチを寄贈した。そのベンチは、座ると音が流れた。それはラジオだった。ベンチの脚に付いているラジオペンチのような突起を回して操作する。
最初のうちは音が流れる仕組みが分からず驚いていた利用者も、バスを待つ間退屈しなくていいと喜んだ。
以前はその退屈と立ち続ける疲れでイライラし、利用者たちの間で喧嘩が絶えなかった。今は「演歌が聴いたいんだ!」とか「落語が始まっているはずじゃぞ!」とか言いながら、ペンチの取り合いで大いに盛り上がっている。
最初のうちは音が流れる仕組みが分からず驚いていた利用者も、バスを待つ間退屈しなくていいと喜んだ。
以前はその退屈と立ち続ける疲れでイライラし、利用者たちの間で喧嘩が絶えなかった。今は「演歌が聴いたいんだ!」とか「落語が始まっているはずじゃぞ!」とか言いながら、ペンチの取り合いで大いに盛り上がっている。
公開:26/03/19 00:14
#ショートショート作家の
日常の空想
〜ベンチ編〜
こちらをヒントに
私も書いてみました
2021年7月初投稿。お話の主人公は男性(もしくは少年)が多め。女性はキャラ作りが苦手です。(口調が書けない)
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さがやま なつき