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 道路が通行止めになっていた。しかたなく別の道に入ると、作業員がいた。道路に粉を撒いていた。
「ここは通れますか?」
 確認すると、作業員は首を左右に振った。
「通れないよ。道路が怪我したんで、通行止めの薬を飲ませたばかりなんだ。」
 だから少し寝かせてやってくれ。作業員は道路に目を落としてそう言った。やわらかな声だった。
公開:26/03/07 17:30

さがやま なつき( 鹿児島 )

2021年7月初投稿。お話の主人公は男性(もしくは少年)が多め。女性はキャラ作りが苦手です。(口調が書けない)

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