半熟の月
5
5
春。夕方、散歩に出る。足元に可愛らしく並んだ二本のつくしを見つける。と、つくしにスポットライトが当てられて、ふと見上げるとそこには朧な月があった。とろりとして、黄身のような月が落ちてきそう。そうか、きみたちはこれを待っているのか。二本のつくし箸で捕らえようというのだね。
「おたがい食いしん坊だね」
今夜はスコッチエッグにしようと考えながら、僕はつくしと別れた。
「おたがい食いしん坊だね」
今夜はスコッチエッグにしようと考えながら、僕はつくしと別れた。
公開:26/03/03 23:57
2021年7月初投稿。お話の主人公は男性(もしくは少年)が多め。女性はキャラ作りが苦手です。(口調が書けない)
ログインするとコメントを投稿できます
さがやま なつき