「殺さないよ」から始まる君たちへの懺悔 ー兎編ー
2
3
「殺さないよ」
と僕は言った。
「だけど」
とウサギは言った。
「その方は、もういらない方なのです。その子もまた、いらない子なのです。増えすぎたものは、縮小しなければ。でなければ、問題は増え、膨らみ続けるのみです。」
ウサギの話し方はあまりに早口で、あまりに自信過剰で、危うく夜の深い闇に飲まれそうになる。
「冷静になってください。落ち着いて、落ち着いて、彼らを見て」
僕は言って、体を少しずらした。後ろには二頭のウサギがいた。
一頭はリーダーを降ろされた老ウサギ、そしてもう一頭はまだ生まれて間もない子ウサギだ。あまりに弱々しい。
「駄目だよ」
老ウサギが言った。
「掟は掟だ。それを破ってはならない。もし破ると、ほら」 「ほら」の先に目を向けると、ウサギが増殖していた。それは、身の毛がよだつ光景ーー。
「ごめん」
言って、君たちを捧げる僕。まもなく始まる、「それ」。
と僕は言った。
「だけど」
とウサギは言った。
「その方は、もういらない方なのです。その子もまた、いらない子なのです。増えすぎたものは、縮小しなければ。でなければ、問題は増え、膨らみ続けるのみです。」
ウサギの話し方はあまりに早口で、あまりに自信過剰で、危うく夜の深い闇に飲まれそうになる。
「冷静になってください。落ち着いて、落ち着いて、彼らを見て」
僕は言って、体を少しずらした。後ろには二頭のウサギがいた。
一頭はリーダーを降ろされた老ウサギ、そしてもう一頭はまだ生まれて間もない子ウサギだ。あまりに弱々しい。
「駄目だよ」
老ウサギが言った。
「掟は掟だ。それを破ってはならない。もし破ると、ほら」 「ほら」の先に目を向けると、ウサギが増殖していた。それは、身の毛がよだつ光景ーー。
「ごめん」
言って、君たちを捧げる僕。まもなく始まる、「それ」。
公開:26/02/07 09:22
2021年7月初投稿。お話の主人公は男性(もしくは少年)が多め。女性はキャラ作りが苦手です。(口調が書けない)
ログインするとコメントを投稿できます
さがやま なつき