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私の住む国境の街に、短い夏が訪れた。
のどかな街が、夏の間だけ観光客で賑わいをみせる。
彼らは異国の言葉を話し、未知の道具を使う。
ふたつの国が入り混じる時期だ。
観光客に声をかけられた。
言葉がわからず、身振り手振りでやりとりするうち、失せ物を探していることがわかった。
仕草で伝え合いながら、無事に見つけた。
黒くて四角い、見たことのないものだった。
別れ際、彼は見つけたそれを私に向けた。
ぱしゃり、と音がした。
何かの機械だったのだろうか。
家に帰ったら、調べてみることにしよう。
ここは、世界のあわいにある国境の街。
混じり合い、変化し合いながら、ずっとここに在り続ける。
変わらないのは、私たちだけ。
私たちは、永遠の観測者なのだ。
のどかな街が、夏の間だけ観光客で賑わいをみせる。
彼らは異国の言葉を話し、未知の道具を使う。
ふたつの国が入り混じる時期だ。
観光客に声をかけられた。
言葉がわからず、身振り手振りでやりとりするうち、失せ物を探していることがわかった。
仕草で伝え合いながら、無事に見つけた。
黒くて四角い、見たことのないものだった。
別れ際、彼は見つけたそれを私に向けた。
ぱしゃり、と音がした。
何かの機械だったのだろうか。
家に帰ったら、調べてみることにしよう。
ここは、世界のあわいにある国境の街。
混じり合い、変化し合いながら、ずっとここに在り続ける。
変わらないのは、私たちだけ。
私たちは、永遠の観測者なのだ。
ファンタジー
公開:26/08/08 11:52
南の島で、ゲームを作ったりお話しを書くのを仕事にしています。
のんびりゆっくり。
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蒼記みなみ