2000年生まれの私は最新でも来年からは普通

平成が終わると聞いて私は絶望した。
2000年に生まれた私は私より年上をつまりは1900年代に生まれた人たちをバカにしていた。1900年代生まれなんてつまりは1000年代と同じで鎌倉時代の人達と同じじゃん古いじゃんって思ってた。
そんな私の耳に、目に入ってきた平成が終わると言うニュース私を絶望させたのだった。
昭和から平成に変わりある種の希望の象徴とされていた平成生まれの私たちは最新だったのに、次の何かに変わることで平成生まれは普通になって次の年号に生まれた子達こそが希望になってしまうのではないかと思ったのだ
希望から普通になってしまった私たち平成生まれは必要無くなってしまうんじゃないかっていう恐怖が私を襲ったのだった
だから、私は備えるしかない。
必要とされるために私たち平成生まれに残された道は備えるしかないのだった。
平成という時代を生きた私たちは次に生まれてくる子たちの先輩なのだから