神のいたずら?

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昨日から心臓が苦しい。
寝ても起きても、動悸が収まる気配はない。

教室では授業が終わったところ。
保健室に行こうかどうか迷っていると、

「おい、お前…大丈夫か?」
隣の小林が声をかけてきた。
俺は小林に心臓のことを話した。

「実は、オレも。
昨日から腹の鳴りが止まらないんだ。」
確かにグルグルと音を立てている。

とにかく二人で、保健室に行くことにした。

保健室には、
しゃっくりが止まらない奴と、
おならが止まらない奴がいた。

4人がその場に集まってしばらくすると、
俺は気が付いてしまった。

「おい待て!
いいか、みんな。耳を澄ますんだ!」

俺は、いつもとは違う
自分の心臓の鼓動に合わせて机をたたいた。

「!!!」

おならとしゃっくりとおなかの音。
それに心臓の鼓動は、
なんともいえないグルーブを奏でていたのだ!

だけど神様。
オレたちゃこれを、どうすりゃいいんだ?
その他
公開:18/09/03 22:03

やまのまや( 東京 )

目を留めていただいて、ありがとうございます(^^)

さぁさ! もの語りをはじめよう

400文字の小箱の奥に
ぎゅっと詰まった言の葉と

明けた途端にポンと広がり
はらり舞い散るヒトハシのムゲン

垣間見えるは神か悪魔か
ひと筆つづりて 心留め置き
今日も今日とて 世界を創る

さぁさ! もの語りが始まるよ!

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