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私はマッドサイエンティスト。
長年の研究の末、
有機物の分子のつながりを分解して、
こまかくばらばらにする消毒薬を完成させた。
しかもこの消毒薬、使ってもほとんど減らない。
分子を切り裂くハサミのようなものなのだ。
さっそく私は、この消毒薬をケーキに使った。
果たしたケーキは粉々になった。
実験は成功だ!
私は歓喜に打ち震えた。
これを使えば、完全犯罪も夢ではない。
ただ、自分にかかったら厄介だ。
私は全身をロボットに作り変えた。
それぐらい造作もない。
いよいよ、
私から彼女を奪った恋敵を消すために、
私はヤツの家に向かっていった。
こっそり中に侵入すると、
二人は仲良くベッドで寝ているではないか!
怒りに打ち震え、
私は消毒薬を、二人に向かってぶちまけた…
男は断末魔と共に消えていった。
だが彼女は、その皮膚の下の本性をあらわにしたのだ。
「そう、あなたも…」
長年の研究の末、
有機物の分子のつながりを分解して、
こまかくばらばらにする消毒薬を完成させた。
しかもこの消毒薬、使ってもほとんど減らない。
分子を切り裂くハサミのようなものなのだ。
さっそく私は、この消毒薬をケーキに使った。
果たしたケーキは粉々になった。
実験は成功だ!
私は歓喜に打ち震えた。
これを使えば、完全犯罪も夢ではない。
ただ、自分にかかったら厄介だ。
私は全身をロボットに作り変えた。
それぐらい造作もない。
いよいよ、
私から彼女を奪った恋敵を消すために、
私はヤツの家に向かっていった。
こっそり中に侵入すると、
二人は仲良くベッドで寝ているではないか!
怒りに打ち震え、
私は消毒薬を、二人に向かってぶちまけた…
男は断末魔と共に消えていった。
だが彼女は、その皮膚の下の本性をあらわにしたのだ。
「そう、あなたも…」
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公開:18/08/22 21:17
更新:18/08/23 04:49
更新:18/08/23 04:49
目を留めていただいて、ありがとうございます(^^)
さぁさ! もの語りをはじめよう
400文字の小箱の奥に
ぎゅっと詰まった言の葉と
明けた途端にポンと広がり
はらり舞い散るヒトハシのムゲン
垣間見えるは神か悪魔か
ひと筆つづりて 心留め置き
今日も今日とて 世界を創る
さぁさ! もの語りが始まるよ!
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