朝とお日様 〜 太陽物語

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まだお日様が、
大地とともに
くらしていた頃のお話です。

高い高いお山の上から、
お日様がお仕事のために
ゆっくりと空に昇っていきました。

さあ、今日の始まりです。

すぐに目覚めた草木達が、
お日様に向かって一斉に

「お日様!お日様!
こっちを見てくださいな!」

と口々に叫びます。

お日様が
1つ1つに微笑みかけると、
草木達はうれしくなって、
涙の朝露をこぼすのです。

キラキラとこぼれた朝露が
静かに大地に届きます。

寝静まってた地面たちは、
朝露のシャワーを浴びて、
今日の始まりを知ります。

その様子を眺めながら、
お日様は、
ゆっくり空を昇っていき、
そのまま海を渡ります。

海はいつでもお日様に
道案内をしてくれます。

「さあ、今日はこっちをお行きなさい。」

海は
お日様の光を拾い集めて
自分の上に道を作るのです。

こんな風に、
朝は今でもやってくるのです。
ファンタジー
公開:18/08/18 23:34
更新:19/07/03 01:03
#太陽物語

やまのまや( 東京 )

いそがしさにかまけて、しばらくお留守にしていたら。
初めての入賞を頂戴いたしました。素直にうれしいです♪
https://short-short.garden/contest/532923
目を留めていただいて、ありがとうございます(^^)

さぁさ! もの語りをはじめよう

400文字の小箱の奥に
ぎゅっと詰まった言の葉と

明けた途端にポンと広がり
はらり舞い散るヒトハシのムゲン

垣間見えるは神か悪魔か
ひと筆つづりて 心留め置き
今日も今日とて 世界を創る

さぁさ! もの語りが始まるよ!

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