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「モシモシ、そこな御仁。」
振り返ると
手のひらサイズの何かがいた。
「私を故郷へ連れて行ってくださいまし。」
話を聞くと、
朝顔のきれいなところで生まれ、
迷子になってここに来たらしい。
誰も彼の言葉が聞こえず、
途方に暮れていたところ、
現れたのが私だった。
「後生です。
故郷に帰りたいのです。」
私はコレを連れ帰り、
ネットで画像を検索した。
だが、どこにも見当たらない。
仕方なく
検索範囲を広げたところ、
とある画像を指さして、
あっ!と小さくつぶやいた。
「ここです!ここから来たのです!」
それは何と
児島虎次郎の絵だった。
涙ながらにコレは語った。
「ふとしたことで転げ落ち、
そのままここに残されたのです。。。」
そう、近くでやっている絵画展。
私は明日、コレと行くのだ。
そこで起こる不思議なことは、
私とコレとのヒミツの出来事、
また別の物語。
振り返ると
手のひらサイズの何かがいた。
「私を故郷へ連れて行ってくださいまし。」
話を聞くと、
朝顔のきれいなところで生まれ、
迷子になってここに来たらしい。
誰も彼の言葉が聞こえず、
途方に暮れていたところ、
現れたのが私だった。
「後生です。
故郷に帰りたいのです。」
私はコレを連れ帰り、
ネットで画像を検索した。
だが、どこにも見当たらない。
仕方なく
検索範囲を広げたところ、
とある画像を指さして、
あっ!と小さくつぶやいた。
「ここです!ここから来たのです!」
それは何と
児島虎次郎の絵だった。
涙ながらにコレは語った。
「ふとしたことで転げ落ち、
そのままここに残されたのです。。。」
そう、近くでやっている絵画展。
私は明日、コレと行くのだ。
そこで起こる不思議なことは、
私とコレとのヒミツの出来事、
また別の物語。
ファンタジー
公開:18/08/06 18:40
更新:18/08/31 16:19
更新:18/08/31 16:19
#メトロ銀座線
目を留めていただいて、ありがとうございます(^^)
さぁさ! もの語りをはじめよう
400文字の小箱の奥に
ぎゅっと詰まった言の葉と
明けた途端にポンと広がり
はらり舞い散るヒトハシのムゲン
垣間見えるは神か悪魔か
ひと筆つづりて 心留め置き
今日も今日とて 世界を創る
さぁさ! もの語りが始まるよ!
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