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22時を過ぎると、必ず聞こえる鎖の音。
じゃりん。じゃりん。
毎晩、同じ時間に、背後を必ず通り過ぎていく。
私はいつでも、振り返るのが怖くて、音が過ぎるのをひたすらに待つ。
じゃりん。じゃりん。
ここは、マンションの12階。
こんな音、するはずもない。
じゃりん。じゃりん。…。
止まった。真後ろだ。
こんなことは初めてだ。
どう、やり過ごそう。
ふと、LINEが鳴った。
暗闇の中、画面が光る。
1件の、メッセージ。
見知らぬ、ユーザ。
マキマスカ?
スリマスカ?
サゲマスカ?
どれを選んでも、ヤバそうだ。
また、通知が。
マキマス
その瞬間、喉元を引き締められる。
もうダメだ!
息が!痛い!苦しい!
このまま、私は…
…次の日の朝。
大量の寝汗と共に目が覚めた。
なんだ、夢か…
と鏡を見ると、首には赤い鎖の後。
LINEには、1件の光る通知…
じゃりん。じゃりん。
毎晩、同じ時間に、背後を必ず通り過ぎていく。
私はいつでも、振り返るのが怖くて、音が過ぎるのをひたすらに待つ。
じゃりん。じゃりん。
ここは、マンションの12階。
こんな音、するはずもない。
じゃりん。じゃりん。…。
止まった。真後ろだ。
こんなことは初めてだ。
どう、やり過ごそう。
ふと、LINEが鳴った。
暗闇の中、画面が光る。
1件の、メッセージ。
見知らぬ、ユーザ。
マキマスカ?
スリマスカ?
サゲマスカ?
どれを選んでも、ヤバそうだ。
また、通知が。
マキマス
その瞬間、喉元を引き締められる。
もうダメだ!
息が!痛い!苦しい!
このまま、私は…
…次の日の朝。
大量の寝汗と共に目が覚めた。
なんだ、夢か…
と鏡を見ると、首には赤い鎖の後。
LINEには、1件の光る通知…
ホラー
公開:18/08/06 22:59
更新:18/08/10 22:06
更新:18/08/10 22:06
目を留めていただいて、ありがとうございます(^^)
さぁさ! もの語りをはじめよう
400文字の小箱の奥に
ぎゅっと詰まった言の葉と
明けた途端にポンと広がり
はらり舞い散るヒトハシのムゲン
垣間見えるは神か悪魔か
ひと筆つづりて 心留め置き
今日も今日とて 世界を創る
さぁさ! もの語りが始まるよ!
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