いつか今を時代と呼ぶとして

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「多分、きっと今をいつか時代って呼ぶ時がくるじゃん?おはよ」
目が覚めて最初に耳に入った言葉はそれだった。僕は寝ぼけまなこを擦りながら、「おはよ」と隣でこっちを見ながら寝転がっている彼女に返す。
季節は春だった
彼女はよくこういう事を言う。僕は彼女のそんな所が好きだった。でも、僕は彼女が言ったことに対していつも深くは聞かない。だから、僕の目が覚めてからの二言目は「珈琲飲む?」だった。それに対して彼女は「数十年後のさテレビで若手のタレントがさ、あの頃の日本みたいな企画で私たちの『今』の映像をみてさ、えー意味わかんない、ぎゃははとか言うかもしれないじゃん?数十年後の若い子からしたら、私たちの今は時代なわけじゃん?だから、私たちは時代を作ってるんだなって思ったの」って言ってきた。僕はそうだねって返しながら彼女の珈琲を入れる。僕は彼女そんな所が好きだった。
季節は春だった。
恋愛
公開:18/02/09 03:27
更新:18/02/09 06:07
#叙情的に

リョウスケ( 東京 )

1997

例えば、もしも、きっとが好き
全ては振り返ればの話で、
振り返った時それは時間ではなくて瞬間

声に出して読んでほしいです。


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