女々しく、ひたすらに、女々しく

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目が覚めたら泣いていた。なんて事がここ最近多くなった。でも、なんで泣いていたのかは分からない。きっと、多分、僕は夢を見ていたのだ。と思いながら、毎朝パジャマの袖で涙を拭く。
ぼんやりと覚えている、これは、多分、きっと、夢か、それとも、記憶か分からないけれど僕は、あの頃好きだったあの子と会っていた
「久しぶりだね、元気してた?」なんて君が少し作ったような笑顔で僕に言うから僕は「うん」の一言しか返せなかった。
だから、そのあとご飯に行ったりだとか近くのカフェに行ったりだとかする事もなく君は「そっか。じゃあね」と言った。僕は「うん、じゃまた今度」なんて、今に対する未練と後悔の返事をして君と別れた
これは、多分、夢か、記憶か分からないけれど僕にはとても大切だった
また、君に会いたいなんて思いながら僕は顔を洗う。顔について固まっていた涙のあとが綺麗に消えた、今日も仕事だ。そんな今日はまだ木曜日だった
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公開:18/03/18 07:31

リョウスケ( 東京 )

1997

例えば、もしも、きっとが好き
全ては振り返ればの話で、
振り返った時それは時間ではなくて瞬間

声に出して読んでほしいです。


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