1
3
俺の高校には、妙な噂がある。
卒業する時には人が変わったようになる者がいる、という。
厳しい学校なのかと不安だったが、拍子抜けだった。
何事もなく3年生に進級できたのだ。
そんなことを考えながら教室に着くと、まだ誰もいない。
1時間目が化学実験で、俺は早朝から準備を任されたのだ。
理科室に向かう途中、面倒さが頭をもたげてきた。
俺は空き教室に入り、荷物の影に腰を下ろした。
このまま午後までサボっちまうか、と思ったその時。
目の前に、俺がいる!
だが、すぐに気づく。デカい鏡だ。
なんだよ、びっくりさせんなよ。
悪態をついたその時、背中がゾワっとした。
鏡に映る俺が、ニヤリと笑ったのだ。
やがて授業が始まった。
実験器具の準備も完璧。先生も、やればできるって誉めてくれた。
クラスのみんなも、なんだか人が変わったみたいだって驚いてる。
ふふ。
──やっと外に出られた。
卒業する時には人が変わったようになる者がいる、という。
厳しい学校なのかと不安だったが、拍子抜けだった。
何事もなく3年生に進級できたのだ。
そんなことを考えながら教室に着くと、まだ誰もいない。
1時間目が化学実験で、俺は早朝から準備を任されたのだ。
理科室に向かう途中、面倒さが頭をもたげてきた。
俺は空き教室に入り、荷物の影に腰を下ろした。
このまま午後までサボっちまうか、と思ったその時。
目の前に、俺がいる!
だが、すぐに気づく。デカい鏡だ。
なんだよ、びっくりさせんなよ。
悪態をついたその時、背中がゾワっとした。
鏡に映る俺が、ニヤリと笑ったのだ。
やがて授業が始まった。
実験器具の準備も完璧。先生も、やればできるって誉めてくれた。
クラスのみんなも、なんだか人が変わったみたいだって驚いてる。
ふふ。
──やっと外に出られた。
ホラー
公開:26/01/30 10:58
南の島で、ゲームを作ったりお話しを書くのを仕事にしています。
のんびりゆっくり。
ログインするとコメントを投稿できます
蒼記みなみ