「殺さないよ」から始まる君たちへの懺悔 ー鳥編ー

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「殺さないよ」
「殺さないよ」
「殺さないよ」
「殺さないよ」
「殺さないよ」
「殺さないよ」
「殺さないよ」
「殺さないよ」
「殺さないよ」
「殺さないよ」
「ーーで?どうするの?君はボクを、ボクらを、食べるの?食べないの?」
「食べ……ます。そのために買いました」
「それは、ボクらを殺すってことだよね?ちがう?ボクが、ボクらが間違った解釈をしてるのかな?」
「いや、あの、……ごめん」
「ーーまあいいさ、君に罪はない。産まれたかもしれない命の可能性。それを潰された時点で、ボクらはもう殺されているからね。それに、たまごを買っていくのは君だけじゃないし」
「うん、ご理解感謝するよ…」
「せめて焦がさないでね。生ゴミ行きはいやだよ、あそこは臭い」
「それはもう」

 突然ブツブツ喋り出した僕を、買い物客らが見ていた。その恥ずかしさで、正しく買い物したはずの僕は、万引き犯よろしく逃げ帰った。
公開:26/02/10 11:45
更新:26/02/10 15:31

さがやま なつき( 鹿児島 )

2021年7月初投稿。お話の主人公は男性(もしくは少年)が多め。女性はキャラ作りが苦手です。(口調が書けない)

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