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俺たちは街の何でも屋。
困った人の元に駆けつけ、機械を直し、子どもの世話をし、面倒ごとを整理する。
そんな俺たちのボスは、ただの悪者だ。
ルールのスキマを突き、根回しをし、ギリギリの方法を選ぶ。
温厚で、正義感が強かった先代が後継に選んだのが意味不明だった。
その日、仕事を終え事務所に戻ると、ボスが一人で残っていた。
覚悟を決めてボスに思いを伝えると、ボスは無言で古びた封筒を俺の前に置いた。
先代の手紙だった。
何でも屋は、正論だけじゃ解決できない。
だが、お前たちは優等生過ぎる。良いものも悪いものも見て、考え続けてくれ。
その時、俺たちの仕事の本当の意味が分かるはずだ。
顔が真っ赤になるのを感じた。
ボスは、俺たちに背中を見せ、育てるため、嫌われ役を買って出ていたのだ。
ボスは俺の肩を叩くと、破顔してこう言った。
「これで先代との約束も叶いそうだ。頑張れよ、次世代!」
困った人の元に駆けつけ、機械を直し、子どもの世話をし、面倒ごとを整理する。
そんな俺たちのボスは、ただの悪者だ。
ルールのスキマを突き、根回しをし、ギリギリの方法を選ぶ。
温厚で、正義感が強かった先代が後継に選んだのが意味不明だった。
その日、仕事を終え事務所に戻ると、ボスが一人で残っていた。
覚悟を決めてボスに思いを伝えると、ボスは無言で古びた封筒を俺の前に置いた。
先代の手紙だった。
何でも屋は、正論だけじゃ解決できない。
だが、お前たちは優等生過ぎる。良いものも悪いものも見て、考え続けてくれ。
その時、俺たちの仕事の本当の意味が分かるはずだ。
顔が真っ赤になるのを感じた。
ボスは、俺たちに背中を見せ、育てるため、嫌われ役を買って出ていたのだ。
ボスは俺の肩を叩くと、破顔してこう言った。
「これで先代との約束も叶いそうだ。頑張れよ、次世代!」
ファンタジー
公開:26/05/02 08:43
南の島で、ゲームを作ったりお話しを書くのを仕事にしています。
のんびりゆっくり。
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蒼記みなみ