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山里の畑でホップのツルが伸び風に揺れていた。男は青空を見上げフワリと浮かぶ雲を見ながらあの雲を掴めたら良いなと呟いた。すると、畑中でシュワッと音がしてツルがまるで手のように伸び雲を掴んだ、プシュプシュと泡立つ音がして雲が消え青一色の澄んだ空になった。夢かと目を擦った、静かな畑だ。
秋になり皆でビールを飲んだフワッとした光の泡だ、嗚呼、あの雲たちが泡になったのだ。男は夢は叶うと信じた。
皆のホップダンスに見送られ、苦い思い出の故郷へ戻って来た。若い頃何もかも失敗続きで辿り着いたのがあの山里の畑だった。
男は満点の星空を見上げた、やり始めたばかりの俺の畑はどうなったのか、懐かしさにかられ畑に行くと夜の畑にホップが光っていた。横に女が立っている。
彼女だ。久しぶりだなあと声をかけると女は笑った。
夜明け前、二人はツル達に向かって叫んだ。
星を捕まえて。 シュワッと音が響いた。
秋になり皆でビールを飲んだフワッとした光の泡だ、嗚呼、あの雲たちが泡になったのだ。男は夢は叶うと信じた。
皆のホップダンスに見送られ、苦い思い出の故郷へ戻って来た。若い頃何もかも失敗続きで辿り着いたのがあの山里の畑だった。
男は満点の星空を見上げた、やり始めたばかりの俺の畑はどうなったのか、懐かしさにかられ畑に行くと夜の畑にホップが光っていた。横に女が立っている。
彼女だ。久しぶりだなあと声をかけると女は笑った。
夜明け前、二人はツル達に向かって叫んだ。
星を捕まえて。 シュワッと音が響いた。
ファンタジー
公開:25/11/01 15:53
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ネズミ君