気づいてて、けれど遅くなる

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ふいに、夜中、起きてしまう
ああ、この頭の痛さは
水分不足かなあと
自己診断をくだしてみるも
気持ちが向かないから
水分補給をしない
まったくもって
気持ちが向かないというのは
難儀なものだ

若いときは
気持ちが向かない
だなんて
なんのことやら
わからなかった
考えることもなかった
きっと
突っ走っていたんだ
わからない
と思うことすらないくらいに
考えよう
と思うことすらないくらいに

突っ走る

意識なく、口をついた自分の言葉に
真っ暗闇のなか
恥ずかしくなってしまうくらいには
年を重ねてきたのだなあ
成長としての積み重ねだったか
無駄な年を重ねただけだったか

もう突っ走れないんだなあ

そのことは
自分がよくわかっている
















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青春
公開:25/10/07 00:26

あまなす / 雨茄子


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