愛しい君へ。
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君は。毎日、毎日、いい香りを漂わせてやってくる。香りに合わせて、外見まで変えて会いに来てくれる君は相当なおしゃれさんで。僕を意識してくれてるのかなって勘違いして。段々と君のことだけを考える時間が増えて行く。柔らかい君、温かい君、クールな君、爽やかな君……
君はそんなたくさんの姿を僕にみせてくれたね。そうやってたくさんの君を知って行くたび、いつしか僕の体はもっと、もっと、と君を求めるようになっていった。
それなのに君は目の前に現れたと思うとほんの数分でどこかへ消えていってしまう。僕はこんなに君を愛しているのに。
冷たくなった君を温めたあの日も。
疲れて熱を出してしまった君を看病したあの日も。僕はいつまでも覚えているよ。
またキミが僕の前に現れる日を思って。
君がどこかへ消えてしまってから6時間。現れた君にもう一度、僕はこう言うんだ。
この世で1番愛おしい君へ。
“いただきます”
君はそんなたくさんの姿を僕にみせてくれたね。そうやってたくさんの君を知って行くたび、いつしか僕の体はもっと、もっと、と君を求めるようになっていった。
それなのに君は目の前に現れたと思うとほんの数分でどこかへ消えていってしまう。僕はこんなに君を愛しているのに。
冷たくなった君を温めたあの日も。
疲れて熱を出してしまった君を看病したあの日も。僕はいつまでも覚えているよ。
またキミが僕の前に現れる日を思って。
君がどこかへ消えてしまってから6時間。現れた君にもう一度、僕はこう言うんだ。
この世で1番愛おしい君へ。
“いただきます”
その他
公開:25/09/07 21:41
恋愛系のお話を書きます。
新参者ですが、よろしくお願いします!
アイコン/ノーコピーライトガールサマ
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