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「あたし不治の病になったから、治るまで一緒にいてよ」
曇り空の下で真昼の月である、君が光ってる。
真昼の月はあたたかい。なにも言わず微笑んでいて、大きな瞳には僕が映っている。
いつだって君が何もかもを見透かした様な大きな瞳を細めて笑うと、それだけで幸せだと思っていたんだ
(言の葉が、芽吹く瞬間の他にこの気持ちが生まれるということを、初めて知った)
君の体温が急に恋しくなってだきしめる、君がだきしめ返してくれる、鼓動が聞こえる、規則的に、ああ、君が生きている、生きている、あたたかい
僕は愚かだ。今、やっと今
自分がほんとうに幸せだと気付いた。生まれた意味や理由なんて考える必要は、なかった。
ただ、僕にとっては真昼の月を見つけることができた、そのひとつだけで、いい。
君と同じ曇り空の下に生まれて、よかった。
月明かりが消えるまで、君と居られたら。
曇り空の下で真昼の月である、君が光ってる。
真昼の月はあたたかい。なにも言わず微笑んでいて、大きな瞳には僕が映っている。
いつだって君が何もかもを見透かした様な大きな瞳を細めて笑うと、それだけで幸せだと思っていたんだ
(言の葉が、芽吹く瞬間の他にこの気持ちが生まれるということを、初めて知った)
君の体温が急に恋しくなってだきしめる、君がだきしめ返してくれる、鼓動が聞こえる、規則的に、ああ、君が生きている、生きている、あたたかい
僕は愚かだ。今、やっと今
自分がほんとうに幸せだと気付いた。生まれた意味や理由なんて考える必要は、なかった。
ただ、僕にとっては真昼の月を見つけることができた、そのひとつだけで、いい。
君と同じ曇り空の下に生まれて、よかった。
月明かりが消えるまで、君と居られたら。
青春
公開:25/09/02 18:34
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