シャボン玉

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 朝の駅のホームに、おじさんが立っていた。おじさんは手に、ストローとシャボン液を持っていた。ホームに電車が入ってきた。おじさんは走る電車に向かって、シャボン玉を吹いた。シャボン玉は次々と、電車に当たって弾けて消えた。おじさんは、うんうん、とうなずいて、立ち去った。翌朝、おじさんは同じ駅で電車に飛び込んだ。
ホラー
公開:25/08/19 19:33

六井象

短い読み物を書いています。その他の短編→ https://tomokotomariko.hatenablog.com/

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