おもい

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僕には到底できなかった。

わかりきっていた。

それでも手を届かせたいと願った。

けれどいつしかそれは己を焼く意志となっていた。

灰となり風に吹かれゆく指先を眺めて思う。

それではこの目はなんだ、

眼前の光景を見ているこの目はなんだ。

私は灰になった。
その他
公開:26/01/21 02:54

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