ネイルは私?

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藤田由紀 22歳

両親は由紀に無感心。
寄ってくる男達は彼女のご機嫌を伺ってばかり。

飲食店で働く由紀は派手なネイルをして、店に来た。
店長は何も言わない。
セクハラが怖くて、パワハラが怖くて興味を示さない。

だから由紀はネイルをし続けた。

ある男性スタッフに言われた。
「可愛いネイルだね。」

男性スタッフは店長に言った。
「藤田さん、店長が何も言わないから、ネイルはやめないですよ。」と。

店長は由紀に言った。
「ネイルをやめないと、シフト削らざるを得ないよ。会社規定でネイルは禁止なんだ。」

由紀はネイルをやめた。店長に叱られた事が嬉しかった。「私は存在している。」と思えた。

今の御時世は人に無感心なのが当たり前。
思いやりの心を忘れると自分を見失う。

『思いやり』の心は日本人は決して忘れてはならない。
世界に誇れる最高の宝なのだから。
その他
公開:26/01/22 17:39

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